?「いいーねーー君♪……次会うときは
君を手にかけることにしようー♪
俺のこと覚えててよ…そうだなー君なんか
狼みたいだし今日は月も出てるし狼月くん♪
俺は有栖 流」





そう言うと姿を消した……


くそっくそっくそっ!!


遠くから聞こえるサイレンの音
茫然と姉さんに近づきソッと触れる

もうあの温もりはなくてただ氷のように冷たくて……姉さんが死んだと…本当なんだと実感させられる…。




静かに伝う涙に気付かないふりをして…ただひたすら憎悪と悔しさ…悲しさいろんな感情に戸惑い生気を失った気がした…