伊波くんはそういうところがすごい。そういうところが好き。
期待を裏切りたくない。
でも、たとえ馬鹿なところを見せても、迷惑をかけてしまっても、受け入れてくれると知っている。
この人が好き。この人を愛している。
この人の前では格好つけたい。
この人の前ではちゃんとしたい。
この人の前では綺麗でいたい。
この人に好きだと言われたい。
……この人に、尊敬される私でいたい。
そう思える相手が伊波くんでよかったと、いつも考える。
私は、伊波くんがいてくれるから頑張れていると、よく実感する。
伊波くんの優しい笑顔が、穏やかで律儀な全てが、私の背筋を伸ばしてくれる。
「……っ、は……」
荒い吐息で肩を上下させながら。
伊波くんが好きだなあと、当たり前のことを当たり前に思い返すみたいに、思った。
「おかえりなさい、麻里」
「た、だいま……!」
後ろ手に扉を閉めた伊波くんは、おかえりなさい、ともう一度言って、柔らかに笑った。
期待を裏切りたくない。
でも、たとえ馬鹿なところを見せても、迷惑をかけてしまっても、受け入れてくれると知っている。
この人が好き。この人を愛している。
この人の前では格好つけたい。
この人の前ではちゃんとしたい。
この人の前では綺麗でいたい。
この人に好きだと言われたい。
……この人に、尊敬される私でいたい。
そう思える相手が伊波くんでよかったと、いつも考える。
私は、伊波くんがいてくれるから頑張れていると、よく実感する。
伊波くんの優しい笑顔が、穏やかで律儀な全てが、私の背筋を伸ばしてくれる。
「……っ、は……」
荒い吐息で肩を上下させながら。
伊波くんが好きだなあと、当たり前のことを当たり前に思い返すみたいに、思った。
「おかえりなさい、麻里」
「た、だいま……!」
後ろ手に扉を閉めた伊波くんは、おかえりなさい、ともう一度言って、柔らかに笑った。


