ねぇ、笠原くん

「ちょっと待ってお母さん、それ誤解だから。.....ごちそうさまっ。」


急いで残りのお肉を完食し、急いで部屋に戻った。

母が何かを言う前に......


「はぁ、危なかったぁ。」


部屋に入るなりボフッ、とベットにダイブした。


笠原君....。彼を見ていると何だか胸が苦しくなる。


まだ今日会ったばかりだが、彼は誰にでも優しく接するだろう。


だから私に優しく声をかけてくれたのも、モデルのお願いを快く承諾してくれたのも
彼の優しさから。


私じゃなくとも優しくしてた。


そうよ、思い上がるな私。


ダメ、どんどん悪い考えが....っ。


私はそんな気持ちを忘れようとして眠りについたーー。