うしろのあいつ




HRの時間も終わり、まわりは騒がしく帰り始める。

私も一人、そわそわと行動が騒がしい。


やば、緊張してきた


トイレで前髪チェックをしてると、さっきのシーンがフラッシュバックする。



急に触ってくるとか反則だわ

そっとおでこを触ると、後ろから跳ねるような甘い声が飛んできた。

「あーアユミちゃんにこにこしてるー♩ご機嫌じゃん。」

「え?あ?ああ!前髪伸びたからかなー」

「ふーん?そうなんだ〜」

にやにやしてるユカは、幸せそうでなによりですっていいながらケータイをいじる。

返信のスピードの速さから、多分相手は彼氏だろう。