「殺したのはお主ではない。運命だ。」














運命。。そんなものが本当にあるのか。













「ねぇ、御影、父上も母上も、綺麗に散った。綺麗に真っ赤な華をさかせて逝った。」












「そうだな。」











「ねぇ、これからは御影が私の父になって私に生きる術を与えてくれるのね」









あぁ、父上、母上。









私は生きる。






貴方達の分まで。運命に従って。