「じゃあ、私はさっきの続きしてくるね?」


そういって立ち上がる。


えっと、さっきは何してたっけ?


うーんと、と考えていると突然強い力で引っ張られた。


「わ、わわわ!」


体制を崩して春くんに飛び込む。


「春くん?!」


びっくりして春くんを呼ぶ。


そしたらさっきみたいにぎゅっと抱きしめてくれた。


「もうちょっとだけ」


そういって私の首に顔を埋めた。


春くんの息がかかってくすぐったい。


「は、春くん、くすぐったいよ」


ふふっと私が笑うとペロっと春くんが首筋を舐める。


「ひゃ…」


思わず身をよじる。