「うそ!?誰がやったの!?」


「……藤森だよ。うち、昨日見てたんだ。藤森がうちの筆箱ビリビリにやぶくところ。」


藤森は振り向いてびっくりしている。


「私、そ、そんなことしてない…」


泣きそうな声でうったえる藤森。


笑いそうになってしまった。