すると素早く汐梨の喉にささっているナイフを引き抜いた。


血が吹き出す。


「俺は……人を殺した」


そういうとケラケラ笑いながら、自分の喉にナイフをあてる。


「た、達也!?」


「やめて!!ダメ!」


「落ち着いて!ナイフをおいてよ…!」


みんなの声は届かなかった。


みんなが見てるなか、達也は喉にナイフをさした。


「いやぁぁぁぁあ!!!!」


みんなが絶叫する。


達也はまだケラケラ笑っている。


喉からはヒューヒューとへんな音がしている。


そして思いっきりナイフをぬいた。


「……!!!」


達也は床に倒れた。