「きゃぁぁぁぁ!!」 いきなりマリが叫んだのだ。 「…!!」 男子もかけつける。 部屋の前の廊下には大輝と優が倒れていた。 「どうして…」 2人とも、首から大量に血を流している。 優の首は少しさわったらとれてしまいそうだ。 みんなが呆然としているなか、琉斗は叫んだ。 「波瑠……!!でてこいよ!俺らはずっと部屋にいたんだよ、波瑠しか2人を殺せるやつはいねーだろ!?」 声を枯らしながらそう叫ぶ。 そして波瑠を探しに行こうとした。