「アルノン!こっちへおいでよ」




身分も知らぬ優しい少年に手を引かれ、

私は庭をかける。




「待ってよ、ノルフィー!」






幼い日の大切な想い出。



私の唯一の幸福だった頃。


あのまま時が止まってしまえば…_____