「なんか、いつもと雰囲気ちがくない?」 雅が小さい声で言った 「な!雰囲気柔らかくなったよな!」 「それ、俺も思った。いつもと全然違うよな」 千尋くんと透も続けてそういう やっぱりみんなそう思ってたんだ! 今もお茶をいれながら鼻歌を歌っている 「おまたせ〜」 ルンルン気分のまま、すーちゃんのお母さんはお茶を出してくれた 「ありがとうございますっ」 私がそう言うと 「いいのよ」 と彼女は微笑んだ