「お茶、飲む?」 気を使ったのか、なんなのか いつもはそんなこと言わないすーちゃんのお母さんにそう言われ 「いいんですか?」 私はそんなことを聞いてしまった 「いいわよ。あなたたちが純恋を大切に思う気持ちは伝わっているし。……今日は純恋の命日だし、ね?」 すーちゃんのお母さんは笑顔でそういった 「ありがとうございます!」 「じゃあ、こっちの部屋に来て」 「はいっ!」 すーちゃんのお母さんに促され隣の部屋へ移動する 「今お茶を入れるから、そこに座ってて」 4人がけの椅子に私達は座る