「ごめ、涙がっ…止まらなくて」 「花恋、泣く要素どこにもなかったぞ」 「前のこと、思い出して。豆腐ハンバーグ食べたらなんだか涙が……」 涙が出ることって、それほど幸せなことだと思う 「千尋、ありがとう。」 「んだよ…いきなり。」 「言いたかっただけ。」 ずっと千尋は私に愛をくれた。 私たちには、3年間の空白の時間があるけれどそれから今までの1年間が濃すぎるくらいで。 幸せが詰まっていた