受け取ったのは千尋の愛が詰まった手紙だった それを見て私は泣いた まっすぐな千尋の思いが伝わって私は会いたくなったんだ。 あのときもし千尋がいなかったら二度ととあうことはなかったかもしれない そう思うと、全てが奇跡。 子供を授かったのもまた奇跡だ。 しばらく生理がきてないなぁって思ってた。 時々気持ち悪くもなったりした。 「子ども……かな?」 私と千尋がそう気づいたのはだいぶ遅かったと思う 私は今一人の身体じゃなくて、赤ちゃんと私で成り立っている二人の身体だ。