私もシャワーを浴びて、千尋がいるベッドの上に腰をおろす 「雨に打たれるとは思わなかったな」 「ほんとそれ、まじびびったわ」 「だよなぁ」 テレビを見ながら私達は会話をする 「髪、色っぽいね」 さっき横結びにした髪を見て千尋は言った 「そう?」 「おれ、うなじ好きだから」 「そうなんだ」 それは、初耳だ 「花恋」 千尋は、優しく呼ぶと 私をベッドに押し倒した 私にくちづけをして。