あの日、言えれなかった想いをアイツに伝えることができていたら なんか…今、変わってたのかな? 『やっぱ来るわけないか…』 全然笑ってない顔でそう言いながら、約束していたモノと一緒に自分の気持ちを非常階段の隅に置き…中学を去った。 「あれから4年が経ったなんてな…」 「えっ?なにが」 「教えてやんねぇよ」 もう、あの場所にもどこにもない…置いてきた俺の気持ち。 どこに行ったんだろうな?