「あ、あの...」




「なんだよ?」




「み、見られると勉強しにくいんですが...」





あれから勉強を始めたにも関わらず、わたしをじっと見つめてくる蓮夜くん。




「ああ...俺のことは気にすんなよ」





そう言われても...





「そ、そんなに見ないで下さいぃ...」





男の子にじっと見つめられたことなんかないから、緊張しちゃう。