別れるのが1番いい、そうすれば全部おさまる。



それが分かっているけれど、無理だった。



これ以上、離れたくない。


蓮夜くんと一緒にいたい。



その気持ちが日々重なっていくのが苦しくて。



もう、とっくに限界を超えていた。



その日わたしは、蓮夜くんと付き合ってから初めて学校を休んだ。



そして、学校の授業が始まったタイミングでメールを送った。











“ 蓮夜くんのことが好きじゃなくなったので、別れてください。ごめんなさい ”





と...。