「ご、ご、ごごめんなさい!!」 ガバッと起き上がって、慌てて頭を下げる。 「は?なにが?」 「えっ?」 思わぬ返答に声を上げてしまった。 蓮夜くんは、なに頭下げてんの?とでも言うような目でわたしを見ている。 え、だって... 「あ、あの、怒って...ないんですか?」