「んっ....」 「よ、起きたか?」 ゆっくり目を開けると、蓮夜くんが椅子に座ってこっちを見ていた。 テストで疲れていたせいなのか、蓮夜くんの優しい手に安心したのか、思わず眠ってしまったみたい。 そういえば、今何時だろう? えっ、もう、18時過ぎてる!? ハッとして時計を見ると、ここに来てから、もう1時間以上経っていた。 や、やってしまった!!