「学校遅れるよォ~!!」 私は目をこすりながら体を起こした。 「はい…はい…」 もう朝かぁ… ずっと眠っていたかった。 夢の中の私は幸せだった。 夢なんて覚めなければいいのに… そう思いながらいい匂いがするリビングまでダラダラと歩く。