私はフラフラと教室からでた。 そして屋上に向かう。 鍵がかかっていたけど、無理やり壊した。 手は血だらけになっている。 そんなことに構わずに、私は制服のポケットから紙をだした。 入学式のときのお知らせの紙だ。 それに指で字を書く。 そして新品の上履きで紙をおさえた。 つめたい手すりに手をかけて、思いっきり身をのりだした。