[完結]甘やかし王子様が離してくれません。




いや、『近づくな』とかそういう直接的な表現じゃなかったよ……。


心ちゃん、誇張しすぎ。


苦笑しつつ、麦茶を入れたグラスを傾ける。

ゴロッと麦茶と一緒に氷が口の中に入ってきた。



歯で思いきりかみ砕くと、思ったよりすごい音が出た。



『なんの音!?もしかして藁人形を神社の木に打ち付けたりしてる!?』



「あははっ、してないよーそんなこと。氷噛んだだけー」



『……まあ、無理チューして逃亡した遠藤先輩は呪ってもいいレベルだと思うけどね』