Cherries―私に光をくれた者―

最悪な事が起こり顔を歪ませた。



廊下の遠くに見える6つの人影。



「それでねぇ、――なのっ!」


「そーかっ!」


「ねぇねぇ、その続きは?」


「こらこら、急かさないであげて下さい。」



「・・・・・・そうだよ。」


「お前らちょっと、煩い。」



聞こえる何気ない会話。



でも、私には聞きたくもない声。