Cherries―私に光をくれた者―

確かに裏切られた傷が消えてなくて、誰かをまだ信じられない奴に『自分達は裏切らない』、『俺らの事を信じてみろ』。







そう言われても、信じれるわけない、それが出来るわけない。







皆、同じだったから。





『裏切らない。』『信じろ。』





その言葉を信じて、裏切られた経験があるから。






信じて裏切られないなんて、その場で証明出来るわけないから。









だから、余計に『桜羅』にリラに惹かれた。










それから、俺はリラに着いていき『桜羅』に入った。








母さんの事はリラが、俺に関わらない、という条件をつけて、義理の父親から残っていたものを取り返してきたらしい。









俺は『桜羅』に来て、あの家に居た頃、どことなく感じていた心の穴を埋められた。








全てを包み込んでくれるような温かさと安心感に依存してる。






俺はもう『桜羅』をこの場所をリラ達を手離すことなんて一生、出来ない。










イチシside






end