Cherries―私に光をくれた者―

暫くして泣き止んだ俺は、リラから離れ、微かに疑問に思ってた事を伝える。






「なんで、『信じて』とか『裏切らない』とか言わないんだ?


普通はそう言うだろ?」






そう。


このあと、聞いたアケル達の話でもそうだったんだけど、リラ達は1度も『信じて』、『裏切らない』とは言わなかった。







ただ『後悔はさせない』とか、寧ろ『無理に信じないでいい』そう言ってくれた。








その疑問を聞いたリラは何かを隠すように笑って








「だって、その言葉がどれだけ現実味が無くて、どれだけ脆い言葉か分かるから。」









そう言った。