Cherries―私に光をくれた者―

「・・・・・・今の私は『君の死』ってとこかな。

さっきまで君が死ぬってことに対して思ってた感情を、今度は別の立場でみせてるんだけど。


どう?恐い?」






そ、ういう意味か。





リラは自分が『死への恐怖』となることで今、俺がやろうとしてたことがどう言うことなのか分からせようとしたんだ。






「・・・・・・恐い。死にたく、ない。」






正直にそう告げた。



そしたら、リラはさっきまでとは打って変わって優しい、温かい笑顔で








「なら、おいで。

私達の所に。
死にたいなんて思わせないよ。


苦しいこととか、辛いことは受け止めてあげるから。

だから、もう泣いてもいいよ。」







そう言って腕を広げたリラ。








俺は何かに吸い寄せられるようにリラの胸に飛び込んだ。