Cherries―私に光をくれた者―

視界は目隠しをされて効かない。



ヘッドフォンの様なものをつけられ、音楽を流されているから、周りの音も分からない。




口を布の様なもので縛られていて話せないし、助けも呼べない。




終いには手足を拘束されて、身動きがとれない。




只、怖かった。





自分が何処にいるのかも、誰にこんなことをされたのかも分からないまま、身動きがとれない状況に居たから。




その時、14歳になったばかりの私にはそんな状況、本当に恐怖でしかなくて勝手に体が震えていた。








今でもまだ思い出せる。


あの時の体が恐怖を覚える感覚。