Cherries―私に光をくれた者―

「まぁ、でも俺が止めなくてもテメェは死ななかったな。」



って、見透かしたようなオレンジの瞳で言うんだ。



『やられた』



そう思った。





俺は本当に死ぬ気は無かったから。

分かってて声をかけたんだ。ライは。




「確かに、死ぬ気は無かった。

でもこの世界に嫌気がさしてるのは本当だ。」




って、伝えれば、ライは不適に笑って





「なら、残りの人生俺等にくれよ。

少なくとも今よりはいい生活を保証できるぜ?」





とか言いやがる。




確実に俺より年下で、ライもそのこと分かってた筈なのに生意気で。


でも、その言葉に俺が救われたのは確かだった。