Cherries―私に光をくれた者―

そう応えて電話を切るリラ。




私がその様子をジッと見ていると、





莉「ん?あぁ!今の電話?

なんか、ルイとライとヨウが行ってる方は今のところ2時間位何もないからそろそろ帰るってさ!」





へぇ。





「そっか!もう、帰って来るのか~。」






莉「よし!じゃあ、休憩したことだし次いきますか!」





と目をキラッとさせるリラ。





口元は笑っているけど、リラの後ろには鬼神が見える気がする。






「あ、あはっ。」





乾いた笑いを出した私はこのあとそんな余裕すらなくなるのであった。