と、その中で。 一人だけ、近付いていって話し掛けた奴がいた。 こいつも、俺のよく知っているやつ。 二人は少し言葉を交わしたあと。 校門から、一緒に出て行った。 「………っ?! 」 どういうことだ?! 何であいつと二人でっ……?! そこで思い出す。 『あ、もしもしー? お電話変わりましたー。』