きっとこの先に続いている道は誰にもわからない。



でも、あたしはあんたとなら大丈夫な気がするよ。



喧嘩しながら楽しく笑っていられるような気がする。



「たまには豊も笑えよな」



「いつも笑ってる」



「嘘つくな!!」



あたしは言葉を言い終える前に、豊の温もりに包まれた。



「お前が笑ってるなら、俺はいつだって笑ってる」



ヘブンロードと呼ばれるこの道に


HEAVENというチームが


綺麗な星空を描いていた事をあたしは忘れない。



ヘブンロードと呼ばれるこの道を


守るためにHEAVENというチームが


沢山の傷を負った事をあたしは忘れない。



その頂点に立つ男はあたしの抱きしめ、耳元で愛を語る。



チームの総長……豊



でも、やっぱり笑わないその表情は天国とは程遠い




HEAVEN ROAD 3rd……END
(All end)