孤独な彼女の秘密

「君を助けたのは明らかに君が不利だったからだ。だが、刀を持っている以上君も捕縛対象だ。乱暴は控えたい。大人しくついてきてもらうぞ。」





斉藤さんの有無を言わさないその目。






結構好きだ。




運命・・・か。



しょうがないや・・・。




「嫌です。と言っても強制なのでしょう?分かりました。彼ら運ぶんですよね?一人だけなら私も運びますよ。」



気絶して倒れている一人を担ぎながら言う。



「・・・・・・。」




何か、目見開いて黙っちゃったし。




「どうしたんですか?あぁ、私が素直に従ったのが意外でしたか?」




またも、目を見開く斉藤さん。





「いや、まぁ、そうだな。意外だった。
手伝い助かる。」




「いえ。大丈夫です。」




斉藤さんも残りの二人を担ぎ上げる。