それからというもの、水無月神社では妙な死をとげる者が出てきました。 右京の母である紫苑(しおん)は、謎の呼吸困難で亡くなり、右京の父は自ら首を絞め亡くなってしまったのです。 そして、次から次へと謎の死は右京の親族から使用人までに及び、 いつしか村人は“桔梗の祟り”と噂をたてたのでした。 その呪いをおさめるために桔梗の祠を建て水無月神社で祀ると、たちまち謎の死をとげる者は1人もいなくなりました。 やはりあれは、桔梗の祟りだったのか。 今でも真実は謎に包まれたままです。