仕事を早く切り上げて、朱鳥の待つマンションに帰ってきた。

すると……

あれ?なんか、いい匂いが…

ガチャ

「ただいまー」

「あ、おかえりー!」

そういうと、朱鳥は小走りで玄関まで来てくれた。

「ごめんね、待ったでしょ?」

「ううん!大丈夫だった!」

朱鳥は、とても元気そうで安心した。

「じゃあ、俺、ご飯作るから朱鳥は…」

「ご飯なら、私が作ったよ!!」

「えっ」

「こっち、来て!!」

朱鳥に、手を引かれリビングに行く。

リビングのドアを開けた途端…

美味しそうな匂いがする。

テーブルの上には、肉じゃが が証明に照らされてキラキラと輝いていた。

「これ、朱鳥が作ったの?」

「そうだよ!」

「すげぇ、めっちゃ美味しそう!はやく、食べよ!」

「うん!」

急いで、スーツから着替えてきて食卓につく。

「「いただきまーす!」」

ホクホクのジャガイモ。

味が染み込んでいて、とても美味しい。

「やばっ、朱鳥天才!!めっちゃ美味しいよ!」

「ふふっ♪ありがと!」

あっという間に食べ終わり、食器を片付けて、食洗機をかけた。

それから、リビングに戻りソファに座る。

すると

「楓摩~!」

朱鳥が、くっついてきた。

「ん?どうした、朱鳥?」

笑顔の朱鳥が可愛くて、こっちまで笑顔になる。

「このまま、くっついていていい?」

「もちろん、いいよ。朱鳥は、甘えん坊さんだね♪」

朱鳥は、俺の腕に抱きついてきて、顔をスリスリしてる。

可愛すぎだよ////