失恋Diary 〜おやすみMemories〜

 中学生活に少しずつだが慣れてきた時期。

「また?いい加減、やってきなさいよ。」

「仕方無いだろ?部活なんだから。」

 南君は、わざわざ私に聞きに来てくれる。
 隣の美少女に聞けばいいのに。

「あいつ、不真面目でさ、文字一文字も書いてないらしいから。」

あ。
そゆこと。

「はい。」

 私は、慣れた手つきでノートを差し出した。

なんて、嘘。
私は、毎回舞い上がっている。
『あの馬鹿美少女より、私を頼ってくれるなんて!』
って。