*** そして翌日。 雪の中。 「にゃあん」 「来たよ。あの猫は??」 白い息を吐きながら息を切らせて彪さんがお見舞いに来てくれた。 仕事終わりで駆け付けたらしい。 「あれっ??誰??彼氏??」 診察時間が終わって、迎えに立ち寄った渚が海深に。 「もう元気よ。三毛の女の子だからミイちゃんにしたわ。ベタだけど」 話をそらすように海深。 「…よかった」 「ねえ、彼氏!?紹介してよ」 「違うわよ」 「いや。ちゃんと話させてほしい。彼女とは別れたんだ」