「にゃあん」 ―――悔しいけど。 お似合いだと思う。 運命の出会いだな。 今度こそうまくいくといいね。 「あなたのお陰ね、こうして再会できたのも」 なんとなく、嬉しそうだ。 「彼女いるみたいだったけど」 胸が。 ズキンとなった。 私が、何とかしてあげる。 なんとかしてあげたい。 ふっ、と近付いて頬擦りしてみた。 「ありがとう。応援してくれるの??」