鐘が鳴る。 幸せと平和を祈る鐘が。 どうか、この先も。 この戦のない世が、永遠に続きますように。 生まれ来る命が、皆幸せでありますように。 蘭はそんな祈りを胸に、愛する人と口づけを交わした。 頬をくすぐるのは、黄金の髪。 片足を少し引きずりながら、彼はわたしをお姫様だっこした。