◆◆◆
巫女姫の村にある神殿。
そのもっとも奥の部屋。
蘭は祭壇に横たえられていた。
隣には、ナイルターシャも眠っていた。
この部屋の外よりはましなのか、老女の呼吸は穏やかだ。
そんなナイルターシャの寝顔を、シェイルナータは労しそうに見ていた。
そんなシェイルナータに、カイルが問うた。
「ここで、我々は何をすればいいのです?」
「いよいよ指輪の力を使う時が来たよ。しっかり、おやり」
「だから、どうしたらいいんだよ」
「その時が来れば、自ずと分かるさ」
その時蘭がうっと呻いた。
「蘭さま!」
「蘭!」
「しっ。静かに。この子もどうやら、最後の戦いをしているようだよ」
時折蘭は苦しそうに顔を歪めた。
「見てらんねえ」
シドは顔を背けたが、カイルは蘭を見守り続けていた。
巫女姫の村にある神殿。
そのもっとも奥の部屋。
蘭は祭壇に横たえられていた。
隣には、ナイルターシャも眠っていた。
この部屋の外よりはましなのか、老女の呼吸は穏やかだ。
そんなナイルターシャの寝顔を、シェイルナータは労しそうに見ていた。
そんなシェイルナータに、カイルが問うた。
「ここで、我々は何をすればいいのです?」
「いよいよ指輪の力を使う時が来たよ。しっかり、おやり」
「だから、どうしたらいいんだよ」
「その時が来れば、自ずと分かるさ」
その時蘭がうっと呻いた。
「蘭さま!」
「蘭!」
「しっ。静かに。この子もどうやら、最後の戦いをしているようだよ」
時折蘭は苦しそうに顔を歪めた。
「見てらんねえ」
シドは顔を背けたが、カイルは蘭を見守り続けていた。


