*** 世界が少しずつ壊れ始めた。 それを感じたナイルターシャが、その時を告げた。 「今こそ、皆さんのお力をお借りする時です」 彼女が、巫女と守護者たちとの間に流れる不協和音に気付かない訳がない。 しかし彼女自身の若さゆえか。 そんなことよりも、一刻も早く世界を救いたい。 その思いばかりが強く、ナイルターシャは目を逸らし続けていた。 ***