久遠の絆





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世界が少しずつ壊れ始めた。


それを感じたナイルターシャが、その時を告げた。



「今こそ、皆さんのお力をお借りする時です」



彼女が、巫女と守護者たちとの間に流れる不協和音に気付かない訳がない。


しかし彼女自身の若さゆえか。


そんなことよりも、一刻も早く世界を救いたい。


その思いばかりが強く、ナイルターシャは目を逸らし続けていた。















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