久遠の絆





***






ナイルターシャはそんなものかと思った。


だから見守ることにした。


本人たちがいいなら、それでいい。


瑠璃の巫女としての役目さえ、きちんと果たしてくれたら、それでいい。


そう思うことにした。


だって、信頼する姉が、そう言うのだから。


姉の言う通りにしていれば、今までも間違えることはなかった。


今回もそうなのだ。


シェイルナータが見守れと言うのだから。


そうしよう。


ナイルターシャの一番の誤りは、世間知らずであったことだ。


巫女姫になるべくして、大切に育てられ過ぎた。


それから。


姉を信頼し過ぎていたことだった。







***