久遠の絆

あとには言葉なく立ちすくむ、ハウレン少将の姿があった。


(元帥は、決着をつけようとしているんだ)


そんな思いが脳裏を過ぎる。


決意を固めた男を止めることなどできない。


(ならば、私はできるだけのことをしよう)


少将は司令官席に歩み寄る。


元帥に託された首都の防衛。


この命が果てるまで守り抜こう。


彼もまた、国を愛する、意思強靭な男だった。















カイルの乗る母艦が飛び立つ。


向かうは前線。


あと僅かで首都という場所。


そこには続々と同盟の艦隊が集結しつつあった。