◇◇◇
そもそも人付き合いが苦手なわたしが、シド・フォーンと親しくなるなんて、ほんとにそんなことできるんだろうか。
相手はあのシド・フォーンで、傍にはヘラルドがいて。
考えただけでも無理そうな気がしてくる。
でもやらなきゃだめなんだ。
人付き合いが苦手なんて、今に始まったことじゃないんだから。
そんなことあっちの世界にいた時から分かってた。
学校でもあまり友達のいなかったわたしは、教室でもいつもひとりで。
学校に行ってたのだって、家にいて酷いことをされるよりはずっとましだから。
ただそれだけの、要は避難場所だ。
友達なんてできなくたっていい。
学校でまで煩わしい人間関係に振り回されたくないもの。
だからわたしは極力存在を消し、クラスメートもわたしに関心を寄せることはなかったんだ。
その孤独感が心地良かった。
でもこの世界に来たら。
わたしには自然と大好きな人たちができていた。
主にダンドラークの人たちだけど。
でもばばさまも大切だし、リリカも少しなら好きだ。
わたしがそんな風にためらいなしに人に心を開けるなんて、自分でも驚きだった。
ひとりじゃないんだって、こんなにも嬉しいことなんだって分かってしまった。
だから。
シドにもひとりじゃないんだって、教えてあげたい。
あんなに心配してくれるお兄さんがいるんだもん。
絶対寂しくなんかないよ。
わたしもシドと仲良くなれるなら、本当になりたいって思うから。
そもそも人付き合いが苦手なわたしが、シド・フォーンと親しくなるなんて、ほんとにそんなことできるんだろうか。
相手はあのシド・フォーンで、傍にはヘラルドがいて。
考えただけでも無理そうな気がしてくる。
でもやらなきゃだめなんだ。
人付き合いが苦手なんて、今に始まったことじゃないんだから。
そんなことあっちの世界にいた時から分かってた。
学校でもあまり友達のいなかったわたしは、教室でもいつもひとりで。
学校に行ってたのだって、家にいて酷いことをされるよりはずっとましだから。
ただそれだけの、要は避難場所だ。
友達なんてできなくたっていい。
学校でまで煩わしい人間関係に振り回されたくないもの。
だからわたしは極力存在を消し、クラスメートもわたしに関心を寄せることはなかったんだ。
その孤独感が心地良かった。
でもこの世界に来たら。
わたしには自然と大好きな人たちができていた。
主にダンドラークの人たちだけど。
でもばばさまも大切だし、リリカも少しなら好きだ。
わたしがそんな風にためらいなしに人に心を開けるなんて、自分でも驚きだった。
ひとりじゃないんだって、こんなにも嬉しいことなんだって分かってしまった。
だから。
シドにもひとりじゃないんだって、教えてあげたい。
あんなに心配してくれるお兄さんがいるんだもん。
絶対寂しくなんかないよ。
わたしもシドと仲良くなれるなら、本当になりたいって思うから。


