久遠の絆

「ヘラルドさんにどれだけ馬鹿にされても、わたしにだって出来ることがあるはずだよ」


今はそれをひとつずつこなしていこう。


ヘラルドに殴られたショックから無理矢理立ち直った蘭は、側にあった椅子に腰掛け瞼を閉じた。


(そういえば、わたし一番寝てなかったな……)


考えようと瞼を閉じたのに、かえって眠気を誘ってしまったらしい。


寝まいと抵抗すればするほど睡魔が襲ってくる。


やがて蘭は寝息を立て始めたのだった。