ゆらゆらと揺れる蝋燭の明かりの中で、蘭は立ち尽くしていた。
誰もいなくなった食堂。
怖いくらい静かな中で、蘭はただ一点だけを見ている。
視線は床に注がれているが、焦点は合っていない。
彼女が見つめているのは己の心の中だった。
足元がぐらぐら揺れているみたいで覚束無かった。
ちょっと無理をしていたのは確かだけれど、それでも自分もやればできるかもしれないと自信を持てそうな気がしていた。
でも。
今またそれがガラガラと音を立てて崩れそうになっている。
こんなことの繰り返しだ。
わたしは。
進めたと思ったら、あと戻り。
いつになったら前だけを見ていられるようになるんだろう。
どうやったら、あの人みたいに、守りたいもののために一生懸命に慣れるんだろう。
こんなに迷ってばかりのわたしが、本当に世界を救うことなんて出来るの?
ねえ、だれか。
わたしに答えをください……。
誰もいなくなった食堂。
怖いくらい静かな中で、蘭はただ一点だけを見ている。
視線は床に注がれているが、焦点は合っていない。
彼女が見つめているのは己の心の中だった。
足元がぐらぐら揺れているみたいで覚束無かった。
ちょっと無理をしていたのは確かだけれど、それでも自分もやればできるかもしれないと自信を持てそうな気がしていた。
でも。
今またそれがガラガラと音を立てて崩れそうになっている。
こんなことの繰り返しだ。
わたしは。
進めたと思ったら、あと戻り。
いつになったら前だけを見ていられるようになるんだろう。
どうやったら、あの人みたいに、守りたいもののために一生懸命に慣れるんだろう。
こんなに迷ってばかりのわたしが、本当に世界を救うことなんて出来るの?
ねえ、だれか。
わたしに答えをください……。


