「あ、いえ…。ずっと気になってたっていうか、その………」
「んだよ、それ」
「あっ、すいません…。迷惑ですよね…」
「……別に。あと、明日DVDもついでに返しに行くから今日見れなかったやつ。見とけよ」
皆が来て結局見れなかったやつだよね。
「分かりました」
「…じゃ俺戻るわ」
「はい…。わざわざありがとうございました」
「朝、ちゃんと準備して待っとけよ」
「あ、はい…」
こうして桐沢くんはあたしの部屋を出ていった。
まさか、桐沢くんだったなんて…。
明日は何だか波乱の予感です…!
優勝者…桐沢くんとの1日はこうして終わりを告げたのだった。