「例えば無意識に目で追ってたりその人と話す時だけはドキドキを感じたり、ちょっとの事で一喜一憂したり…好きってどういうことかって言われるとたくさんあげられるけどさ」
「そーゆーのひっくるめていつも心の中にいる人が好きってことなんじゃないの?難しく考えずにさ!」
「まぁ結局いつも心の中にいるから玲弥が言った風な現象が起こるわけだしやりたいようにやってみろよ。誰も怒んねーだろ」
春樹は何も言わなくても事態を把握してくれたようで。
3人の言葉にあたしは微笑んだ。
「そっか…そうだよね」
難しくなんて考えなくてももう答えはきっと出てるんだ。
「なんかよく分かんねぇしモヤモヤするけどさっ。俺は心音を応援するぜ!」
「ふふっ。うん、ありがと真人!やっぱり皆に相談してよかった」
いつだって支えになってくれる4人には本当に感謝してもしきれない。
このことが落ち着いたら改めて、お礼を言わせてね。
「…あたし、頑張ってみるね」
「うん、応援してる。俺たちはいつだって心音ちゃんの味方だよ」
「そんなの当たり前だろ?自分が思うようにやってこい、心音!」
朝よりどこかスッキリした気持ちを胸にあたしは1日を終えた。
日は経ち週末の土曜日──────
「心音、早く」
「待って…裕くんっ」



