黙って俺のモノになれ【下】







「……心音。俺、行ってくる」



「え、どこに…?」



───────まさか…!



「ステージ。心音は来なくていいよ、俺1人で行ってくるから」



そのかわり…と優空くんは顔を近づけてくる。



「ステージから目を離さないって約束して。俺だけ見てろよ」



そう言うが早いが、優空くんはステージに向かっていってしまった。



そ、そんな………。









あたしはただただ、ステージを見つめることしか出来なかった。