「あ~なんか暑いね今日。


アイス食べに行こうか?」



手を仰ぐ結衣。



「暑いな、アイスもいいけど冷蔵庫に入れたくなる二人を」


織夜は、二人を遠い目で見ている。



遠まきに二人をみる。


『アイスいいね、けどそんな暑いかな?


まだ、五月に入ったばっかだしそんな暑くないよね』



少し、肌寒いぐらいと、華奢な腕を触る。